まぼろしのつんつろ

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日経平均がバブル期を超えられない本当の理由

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8年超のアベノミクスがあっても、日経平均はバブル期を超えることはできなかった。

日銀が毎年大量に株を買っているにもかかわらず・・・

(それにしても、一国の中央銀行が民間の株を買ってるって、改めて考えるとすごいね)

 

東証一部の時価総額と日経平均株価を比べてみる

東証一部の時価総額を見てみると、すでにバブル期は超えている。

なのに、なぜ日経平均はバブル期のピークである3万8,915円(1989年12月29日の終値)を超えられないのか?

 

わかりやすいように、東証一部の時価総額と日経平均株価の比較のグラフを作ってみた。

2000年以降、時価総額と日経平均が大きく乖離していくことになる。

2020年8月末でもバブル期の時価総額は超えているが、日経平均は23、000円くらいと、バブル期ピークの3万9千円には遠く及ばない。

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(※)出所:Yahoo Financce、日本証券所グループのデータを基に作成。1965年~2020年8月末。

 

なぜバブル期を超えられないのか

それは、日経平均株価がその名の通り「株価」を「平均」したものにすぎないから。

細かい計算式は省くけど、要は225銘柄の株価平均なので、時価総額を表すものではないということ。

それに、日経株価平均の225銘柄はずっと同じではなく、適宜入替があるため、東証一部の時価総額がバブル期を超えても、日経平均株価がバブル期を超えることはできていない。

 

じゃあ、いったいいくらくらいの時価総額になったら、バブル期ピークの日経平均株価に戻るのか?

ちょー単純化してさっくり計算してみると、

バブル期の株価は2020年8月末の約1.7倍、

現在の時価総額が約600兆円だから、その1.7倍の1,000兆円を超えてやっとバブル期のピークに戻るのかな、ってレベル。

まだまだ先は長そう。

 

(参考までに、算出要領のリンクをつけときます)

https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/file/nikkei_stock_average_guidebook_jp.pdf

 

どのインデックスを選ぶかは重要

インデックス投資が流行ってるけど、できればそのインデックスが時価総額加重平均なのか、それとも株価平均なのか、収益成長率やROEはどれくらいなのか、銘柄の選定基準はなんなのかなど、基礎的な違いは調べておいたほうがよさそう。

 

たとえば、NYダウ平均は株価の平均で、一番安い株価と高い株価の差が許容できるのは10倍まで。株価が高すぎたり、安すぎたりする銘柄は追い出されるとかね。

S&P500はすでにコロナ前の株価を超えてるけど、NYダウがまだ超えられてないのもそういうことが影響してるのかもしれない。