つんつろ

はむすたーとたわむれつつ、のんびり米国株に投資するブログ(分析編)

【VOO】S&P500ETFをくわしく分析してみました

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バンガード・S&P500 ETF(VOO)について分析してみた。

 

VOOは、投資の神様と呼ばれているバフェットさんが唯一おすすめしている「S&P500指数」に連動するETF。

私も最近までVOOを買ってました。

基本データ

ティッカー VOO
銘柄名 バンガード
S&P500 ETF
ベンチマーク S&P500 インデックス
投資対象 米国の主要業種を代表する大企業500銘柄
ファンド設定日 2010/9/7
データ基準日 2020/5/31
構成銘柄数 510
経費率 0.03%
ETF純資産総額 1,392億ドル
時価総額の中央値 1,351億ドル
発行済株式数 496,814,430
50日平均出来高 7,214,157
売買回転率
 (会計年度末)
2019/12/31
3.90%

 

解説

  • ベンチマークと投資対象

ベンチマークのS&P500は、ダウ平均と並んで、米国株式市場の動向を示す株価指数のひとつです。

選択基準が、一定額以上の時価総額、十分な流動性がある、浮動株の割合、財務の健全性や業績などがある。

 

S&P500は米国市場全体のベンチマークになっているほどで、米国株投資の基本はまずもってこれ。

 

このS&P500指数を買うには、連動するETFを買う必要があり、大きく3つある。

  1. ステート・ストリートが運用しているSPY
  2. ブラック・ロックが運用しているIVV
  3. バンガードが運用しているVOO

 

バフェットさんはバンガード社をおすすめしているし、私も買っていたことがあるので、VOOを取り上げます。

 

(ETFの他には、投資信託で買う方法もあるけど、約定価格(買う時と売る時の価格)が分からないのと、株価とドル円の2つの変数があってタイミングが難しいので、ここでは割愛します。)

 

 

  • 構成銘柄数

S&P500なので基本は500社。

ただ、実際には銘柄入替のタイムラグなどがあるので、500社以上あるのが通常。

構成銘柄の詳細については、あとで説明します。

 

 

  • 時価総額の中央値

時価総額の中央値は、時価総額が大きい順に上から並べた時にちょうど真ん中にいる企業の時価総額のこと。

VOOは、中央値でも1,351憶ドルもあり、世界最大の経済規模を誇るアメリカの企業だけあって、超巨大企業の集まりであることが分かる。

日本の場合は、2020年6月5日時点の時価総額1位のトヨタで23兆円、2位のキーエンスで11兆円なので、中央値でも13兆円超えのアメリカさん半端ない。

 

 

  • 経費率

ETFを持っている間、毎年かかる費用が経費率。

もちろん安いにこしたことはないけど、VOOの経費率は、0.03%と破格の安さ。

しかも、運用会社のバンガード社はファンド規模が大きくなると勝手に経費率を下げてくれるので、経費率については何も心配することはない。

 

日本の投資信託で、信託報酬1.10%(税込)なんて言われると、高くて買う気になれない。30年ただ持ってるだけで、株価がまったく変わらなかったとしても、30%以上が手数料で持ってかれちゃう・・・

 

 

  • ファンド設定日とETF純資産総額

ファンド設定日は2010年と、S&P500に連動するETFの中では一番の新参者だけど、それでも10年ほどの運用実績がある。

ETFの純資産総額も1,392億ドルある超巨大ファンドなので、早期償還されて運用が打ち切られる心配はまずない。また、ベンチマークのS&P500もまずなくならないので、安心して持ち続けられる。

 

 

  • 50日平均出来高

出来高が多いかは、実はすごく重要。

流動性が低いと価格が飛びやすいので、買う時も、売る時も不利な価格で取引しなければならなくなりやすい。

何たらショックとかの時には、特に価格が飛ぶようになる。

VOOの平均出来高は700万株を超えているので、流動性はまったく問題ない。

 

 

  • 売買回転率

この値が高すぎると、入替えの際の売買コストが高くなるので、パフォーマンスにも悪影響を与えることになる。

入替時の売買コストを負担するのは、運用会社ではなく、最終的に投資家です。

売買回転率は3.9%と低いので特段の問題はない。

 

 

成長性

バンガード社データ

ティッカー VOO
データ基準日 2020/5/31
株価収益率(PER) 22.6
株価純資産倍率(PBR) 3.2
収益成長率 13.93%
自己資本利益率(ROE) 19.62%


モーニングスター社データ 

ティッカー VOO
データ基準日 2020/5/31
Price/Earnings 22.87
Price/Book 2.87
Price/Sales 2.08
Price/Cash Flow 11.30
Long-term Earnings % 8.65
Historical Earnings % 11.48
Sales Growth % 6.92
Cash-Flow Growth % 7.54
Book-Value Growth % 6.62


次に、ETFの成長性について。

ETFと言っても、中身は企業の集合体でしかないので、総体として一つの企業と見ればいい。そうすると、個別株との間でも比較できるようになる。

 

株価はしょせん、その時に人気があるかどうかの結果に過ぎないので、それよりも売上高、EPS、BPS、成長率とかの実体の方が重要です。

実体がないのに、漠然とした人気だけで株価が上がっている銘柄は、そっぽを向かれたら落ちるのも早いし、戻ってくるまでの時間もかかる。

反対に、実体がある優良企業の株は、一時的にネガティブなニュースなどに反応して売られとしても、戻りのスピードは早い。

 

ちなみに、同じ基準日なのにバンガード社とモーニングスター社で数値が異なるのは気になるけど、どっちが正しいかはわからない・・・

どちらも構成銘柄の加重平均で算出しているようだけど、そのほかの算出方法や、データ締め日の違いなどが影響してるのかもしれない。

いずれにせよ、他の銘柄と比較して良いのか悪いのかといったことが分かればいいので、銘柄を比較する時はバンガード社かモーニングスター社どちらか一方のサイトのデータで比較すればいいと思います。

個別株との比較は・・・、保守的なデータの方を使っておけばいいのかな?

あと、本当は各数値の中身まで見て、さらに複数年のデータで比較しないと正確な判断はできないけど、データがないので、あるデータを使って読み解いていくしかありません。

 

 解説

  • 売上成長率

成長性を見るときは、まずは売上成長率、収益成長率が重要。

売上げはちゃんと伸びているか?

株主の取り分である純利益は伸びているか?

売上が伸びなければ、企業が成長していないし、アメリカはインフレしているので取り残されていく。

一方で、売上だけ伸びてても、コストなどの経費が大きく伸びてしまうと、株主の利益である純利益が増えていかない。

VOOの売上成長率は6.9%で、11年で倍になるペースなので順調と言っていい。

 

 

  • 収益成長率

収益がどれほど伸びているかがわかるので、収益成長率もかなり大事な数値。

EPSが高くなると、株価にも反映される可能性が高い。

株価は結局は人気で決まるので、あくまでも「可能性」だけど。 

VOOは、11.4~13.9%と十分に高い。

 

「Long-term Earnings %」はアナリスト予想の値なので、私が使ってるのは「Historical Earnings %」の方です。

 

 

  • 自己資本利益率(ROE)

これも投資家としては重要な数値。

自己資本を使って、どれくらいの純利益(株主の利益)を稼ぎ出しているかが分かる数値。

 

正確ではないけど、おおざっぱに言うと、

ROEが15%の会社なら、「僕に100万円出してくれたら、15万円稼いでくるよ」

10%なら、「私なら、同じ100万円の元手でも10%稼げるわ」

3%なら、「おれなら、3万円だぜ」

といった感じで、一般的には高いほうがいい。

ただし、ROEを上げるために分母の自己資本を下げている、せこい会社もあるので、個別株の場合は要注意。

 

VOOのROEは19.6%と高いので、効率的にお金を稼いできていることが分かる。

自己資本利益率が高いと、EPSが上がるスピードも速くなるので、株価に反映される可能性が高くなる。

これも、あくまでも「可能性」ね。

 

 

  • キャッシュフロー成長率

cash earningsとのことなので、営業キャッシュフロー成長率のことだと思う。

キャッシュフローも中身を見ないと判断できないけど、一般には伸びている方がいい。

VOOは7.5%で伸びている

 

 

  • 純資産成長率

純資産は企業の資産から負債を差し引いた額のことで、株主の持ち分なので、これも伸びていることが重要

VOOは6.6%で、これも順調に伸びている。

 

 

  • 株価収益率(PER)

株価収益率は、株価が純利益の何倍になっているかを表している。

買う時には低く、売る時には高くあってほしい数値。

現在は23倍くらいで、ちょっと割高ぎみではある

それだけ人気(お金)が集まっているということ。

 

 

  • 株価純資産倍率(PBR)

株価純資産倍率は、株価が純資産の何倍になっているかを表している。

これも買う時には低く、売る時には高くあってほしい数値。

VOOは、3倍くらいと高め

これも人気がある結果。

 

 

  • 簡単なまとめ

VOOの成長性は、売上、キャッシュフロー、純資産は約7%程度と、10年ちょっとで倍になるペースで伸びている。

収益成長率、自己資本利益率も2桁成長なので、順調に成長している。

そのかわり、PER、PBRは高め。

 

株価とトータルリターン

株価チャート

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黒が、S&P500

赤が、日経225

 

ある程度の長期で見たいので、チャートの始まりは区切りのいい2000年からで、最後は2020年6月5日。

比較対象はなくてもいいかなと思ったけど、イメージしやすいようにとりあえず日経225のチャートをのせてます。

 

S&P500は、ITバブルや、リーマンショック、欧州危機、新型コロナショックなどのショックがあっても、不死鳥のように何度でも蘇り、長期では右肩上がりで動いてきた。

また、チャートからはコロナショックからの立ち直りの速さが見て取れる。

S&P500はまだ回復途中だけど、文字通りのV字回復。

 

日経225も途中までは、同じ動きをしていたのに、リーマンショック以降はどんどん差が開いていってしまっている。

これでも、日銀とGPIFなどが買いまくっているというのだから、おそろしい・・・ 

 

 

トータルリターン

ティッカー VOO
基準日 2020/5/31
1年 12.79%
3年 10.19%
5年 9.82%
10年 -

 

これまでS&P500は、長期では平均7%ほどの成長をしてきたというデータもあるけど、最近の3~5年リターンは10%程度と、この数年は株式投資にとってはいい時期だったことがわかる。

 

 配当金

ティッカー VOO
データ基準日 2020/5/31
株価(終値) 279.75
直近1年間の分配金 5.2938
分配金利回り 1.89%
配当スケジュール 四半期ごと(3.6.9.12月)

※配当利回りは、直近1年間の分配金 ÷ 基準日の株価(終値)で算出

※直近1年間の分配金は2019年6月期~2020年3月期まで

  

配当利回りは、だいたい2%前後なのでそこまで高くない

理由の一つは、人気が高く、単純に株価が高いから。

もう一つの理由は、上位500銘柄で構成されているので、成長企業が多く、無配企業も多いため。

たとえば上位10銘柄を見ても、Amazon、Google、Facebook、バークシャー・ハサウェイの4社が無配。

 

ちなみに、投資信託の場合は、正確には「配当」ではなく「分配金」というけど、個人投資家からすると呼び方はどっちでもいいので、説明文中では「配当」を使ってます。

 

四半期ごと配当金額

  3月 6月 9月 12月 年間配当
2010年 - - 0.2790 0.2630 0.5420
2011年 0.2680 0.2850 0.2900 0.3430 1.1860
2012年 0.2850 0.3200 0.3430 0.4700 1.4180
2013年 0.3350 0.3690 0.3930 0.9140 2.0110
2014年 0.7790 0.8090 0.8760 1.0260 3.4900
2015年 0.9840 0.9020 0.9530 1.0920 3.9310
2016年 1.0060 0.9530 0.8830 1.2960 4.1380
2017年 0.9980 1.0100 1.1760 1.1839 4.3679
2018年 1.0837 1.1573 1.2067 1.2890 4.7367
2019年 1.4551 1.3859 1.3014 1.4285 5.5709
2020年 1.1780        

 

ETFの設定自体は2010年9月なので、配当が出たのは9月から。

四半期ごとでは上がったり、下がったりしているけど、年単位で見れば一貫して配当が増え続けている。

 

配当成長率

  年間配当 成長率 増配率 5年複利
2010年 0.5420 - - -
2011年 1.1860 100% - -
2012年 1.4180 120% 19.6% -
2013年 2.0110 170% 41.8% -
2014年 3.4900 294% 73.5% -
2015年 3.9310 331% 12.6% -
2016年 4.1380 349% 5.3% 28.4%
2017年 4.3679 368% 5.6% 25.2%
2018年 4.7367 399% 8.4% 18.7%
2019年 5.5709 470% 17.6% 9.8%

 

2010年は9月、12月しか配当が出てないので、2011年を100%とすると、2019年は470%と9年で5倍近くなっている。

驚きの成長率。

単年度のゆらぎを減らすために5年複利で見ると、年間増配率は9.8%とハイペースで伸びている。

 

配当実績と増配率のグラフ

数字だけだとイメージが湧かないので、配当と年間増配率をグラフにしたもの。

2010年に配当を出し始めてから、一度も年間配当を減らしていないことがわかる。

ただ、2020年はコロナショックで減配や配当を停止する企業が増えているので、どうなるかはわからない。後半の企業の頑張りにかかっている。

 

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構成銘柄

構成銘柄上位10社

  銘柄 ティッカー 構成比 累計構成比
1 Microsoft MSFT 5.47% 5.47%
2 Apple AAPL 5.20% 10.67%
3 Amazon.com AMZN 3.98% 14.65%
4 Facebook FB 2.12% 16.77%
5 Alphabet A GOOGL 1.68% 18.45%
6 Alphabet C GOOG 1.67% 20.12%
7 Johnson & Johnson JNJ 1.53% 21.65%
8 Berkshire Hathaway BRK.B 1.39% 23.04%
9 Visa V 1.30% 24.34%
10 Procter & Gamble PG 1.13% 25.47%
 

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構成比をみると最大でも5%、上位10社に入っていても1%ちょっとと分散が取れている。

S&P500の場合は、今はたまたまこの企業が人気ありますよってだけのデータだから、私はあまり重視していない。

ある企業が衰退しても、ETF内部で勝手に入れ替えてくれるので、気が楽。

 

 解説

上位10社を簡単に説明すると、

 

1位:マイクロソフト(MSFT)

WindowsやOfficeなどのソフトメーカー。

ゲーム機のXboxやSurfaceのPC・タブレットなどのハードも作っている。

クラウド分野のマイクロソフトAzureも好調で、売上がバランスよく散らばっているので、どれか一部門がこけてもそこまで問題はない。

  

2位:アップル(AAPL)

iPhone、iPad、Macなどのハードウェアなどを製造している。

iOSのアクティブ端末数は15億台と驚異的な数字。

最近では、ハード部門だけでなく、Apple Musicやゲーム、クレジットカードなどのサービス部門を伸ばそうとしている。

時価総額世界1位の座はアップルかマイクロソフトで抜きつ、抜かれつでやっている。

 

 3位:アマゾン(AMZN)

ご存じ世界最大のネット通販サイトのアマゾン。

利益の大半はクラウドサービスのAWSで稼いでいる。

利益の大半は再投資に回しているので、純利益はほとんど残っていない。

その代わり、売上高が年20~30%と驚異的なスピードで成長を続けている。

 

 4位:フェイスブック(FB)

フェイスブック、インスタグラムなどSNSの分野でのトップ企業。

日本ではあまり使われていないけど、他にも数億人単位で使われているSNSも多い。

収益の大半は広告で稼いでいて、利益率は非常に高い。

アメリカでは、プライバシーでよく問題になっている。

  

5位:アルファベット クラスA(GOOGL)

これまたご存じのグーグル。

ネットを使ってて、グーグルを知らない人はいないと思われるくらい圧倒的な存在。

検索エンジンの雄。ヤフー検索も実は裏で動いているのはグーグルの検索エンジン。

スマホのアンドロイドやYoutubeなどもあるが、収益の大半は広告で稼いでいる。

  

6位:アルファベット クラスC(GOOG)

5位と同じくグーグルだけど、株式の種類が違う。

グーグル株にはクラスA、B、Cの3種類があって、クラスAは、議決権がある通常の株式。

クラスBは、クラスAの10倍の議決権があり、創業者などの幹部が持っていて市場には出回らない。

クラスCは、議決権がない株。日本の証券会社で株を買った場合は、アメリカでは証券会社名義で一括登録されているので、議決権の有無は関係ない。単純に割安の方を買えばいいだけ。

 

ここまでが、有名なGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft) 

 

7位:ジョンソン&ジョンソン(JNJ)

医療機器、製薬などの総合ヘルスケア企業。

身近なものではバンドエイド、リステリン、コンタクトのアキュビュー、ベビーパウダーなどがある。

 

8位:バークシャー・ハサウェイ クラスB(BRK.B)

株式投資をしていて知らないとモグリといわれるほど有名なウォーレン・バフェットさんが経営している会社。

投資は事業の一部で、保険、鉄道、チョコレート会社など巨大コングロマリット。

アップルの大株主でもある。

バークシャーの財務諸表は区分がオリジナルなので、見るのが大変。

 

9位:ビザ(V)

クレジットカードの世界的ブランドであるビザカードの会社。

決済高では世界トップ。

自社でクレジットカードは発行してないので、利益率も非常に高い。

 

10位:プロクター&ギャンブル(PG)

日本でもCMがバンバン流れているので、知らない人はいないほど有名な会社。

消臭剤のファブリーズ、食器洗剤のJOY、洗濯洗剤のアリエール・ボールド、化粧品のSKⅡ、ひげそりのブラウンなど色々と手掛けている。世界180か国で展開している超グローバル企業。

おむつやトイレットペーパーなども取り扱っているので、新型コロナで日用品部門の売上が伸びていた。

 

 

 セクター別構成比

セクター 構成比
情報技術 26.24%
ヘルスケア 15.26%
通信サービス 10.98%
一般消費財 10.55%
金融 10.32%
資本財 7.97%
生活必需品 7.14%
公益 3.24%
エネルギー 2.92%
不動産 2.84%
素材 2.52%

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今はどのセクターに人気(お金)が集まっているのかが、わかるデータ。

セクター別ETFに投資する際などには参考になるけど、S&P500を買うだけなら、勝手に中で競争しあってるだけなので、あまり重視しなくてもいい。

今は、情報技術セクターが4分の1を占めていて、人気がある。

 

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まとめ

  • S&P500は、アメリカの株式市場がなくならない限りまずなくなることはないので、安全性の高い指数。バフェットさんも銘柄分析がよくわからない人はS&P500に連動するETFを買っておけばいいと勧めているほど。

 

  • VOOは、世界最大級のバンガード社が運用していて、アメリカ市場のベンチマークのS&P500指数に連動するETF。

 

  • VOOの成長性は、売上、キャッシュフロー、純資産は約7%程度と、10年ちょっとで倍になるペースで伸びている。収益成長率、自己資本利益率も2桁成長なので、順調に成長している。

 

  • そのかわり、PER、PBRは高め。

 

  • 現在の配当利回りはそれほど高くないものの、配当成長率は5年複利で10%ほどと高く、2010年の配当支払い開始以降ずっと増え続けている。ただし、今年は新型コロナの影響で減配した企業や、無配転落した企業も多いので、下半期に盛り返せるかにかかっている。

 

  • 構成銘柄数は500社あり、最大でも構成比の5%程度と分散がきいているので、どれか1社が破産しても大きく影響を受けることはない。

 

  • 成長性、配当、分散性など、全体的にバランスが良いので銘柄選びが分からない場合や、アメリカ株に投資し始めたばかりなら、このVOOから始めるのは良い選択肢だと思える。

  

(私はコロナショック後にVOOからVGTに乗り換えてたけど、米国株投資の基本はS&P500だと思ってます。)

 

 

おまけ

構成銘柄上位200社

S&P500なので銘柄数は全部で500社ほどある。

全部載せようと思ったけどページが重くなりすぎるので、累計構成比が8割を超える上位200銘柄まで。

  銘柄 ティッカー 構成比 累計構成比
1 Microsoft MSFT 5.47% 5.47%
2 Apple AAPL 5.20% 10.67%
3 Amazon.com AMZN 3.98% 14.65%
4 Facebook FB 2.12% 16.77%
5 Alphabet GOOGL 1.68% 18.45%
6 Alphabet GOOG 1.67% 20.12%
7 Johnson & Johnson JNJ 1.53% 21.65%
8 Berkshire Hathaway BRK.B 1.39% 23.04%
9 Visa V 1.30% 24.34%
10 Procter & Gamble PG 1.13% 25.47%
11 UnitedHealth Group UNH 1.13% 26.60%
12 JPMorgan Chase JPM 1.11% 27.71%
13 Intel INTC 1.07% 28.78%
14 Home Depot HD 1.06% 29.84%
15 Mastercard MA 1.05% 30.89%
16 Verizon Communications VZ 0.93% 31.82%
17 AT&T T 0.88% 32.70%
18 NVIDIA NVDA 0.85% 33.55%
19 Walt Disney DIS 0.83% 34.38%
20 Pfizer PFE 0.83% 35.21%
21 Merck MRK 0.80% 36.01%
22 Cisco Systems CSCO 0.79% 36.80%
23 Bank of America BAC 0.75% 37.55%
24 Exxon Mobil XOM 0.75% 38.30%
25 Adobe ADBE 0.73% 39.03%
26 PepsiCo PEP 0.72% 39.75%
27 PayPal Holdings PYPL 0.71% 40.46%
28 Netflix NFLX 0.71% 41.17%
29 Coca-Cola KO 0.70% 41.87%
30 Comcast CMCSA 0.70% 42.57%
31 Walmart WMT 0.69% 43.26%
32 Chevron CVX 0.68% 43.94%
33 Abbott Laboratories ABT 0.66% 44.60%
34 AbbVie ABBV 0.64% 45.24%
35 salesforce.com CRM 0.61% 45.85%
36 McDonald's MCD 0.55% 46.40%
37 Thermo Fisher Scientific TMO 0.55% 46.95%
38 Bristol-Myers Squibb BMY 0.55% 47.50%
39 Amgen AMGN 0.53% 48.03%
40 Costco Wholesale COST 0.53% 48.56%
41 Medtronic plc MDT 0.52% 49.08%
42 Eli Lilly and LLY 0.51% 49.59%
43 Accenture plc ACN 0.50% 50.09%
44 NextEra Energy NEE 0.49% 50.58%
45 NIKE NKE 0.48% 51.06%
46 Union Pacific UNP 0.46% 51.52%
47 Oracle ORCL 0.46% 51.98%
48 Broadcom AVGO 0.45% 52.43%
49 American Tower AMT 0.45% 52.88%
50 Philip Morris International PM 0.45% 53.33%
51 Texas Instruments TXN 0.43% 53.76%
52 International Business Machines IBM 0.43% 54.19%
53 Linde plc LIN 0.43% 54.62%
54 Danaher DHR 0.41% 55.03%
55 Citigroup C 0.41% 55.44%
56 Honeywell International HON 0.41% 55.85%
57 Wells Fargo WFC 0.40% 56.25%
58 Lowe's Cos. LOW 0.39% 56.64%
59 Gilead Sciences GILD 0.39% 57.03%
60 Lockheed Martin LMT 0.38% 57.41%
61 Raytheon Technologies RTX 0.37% 57.78%
62 QUALCOMM QCOM 0.36% 58.14%
63 Starbucks SBUX 0.36% 58.50%
64 3M MMM 0.35% 58.85%
65 Fidelity National Information Services FIS 0.33% 59.18%
66 CVS Health CVS 0.33% 59.51%
67 Charter Communications CHTR 0.33% 59.84%
68 S&P Global SPGI 0.31% 60.15%
69 Boeing BA 0.31% 60.46%
70 Intuit INTU 0.30% 60.76%
71 Mondelez International MDLZ 0.29% 61.05%
72 Anthem ANTM 0.29% 61.34%
73 Vertex Pharmaceuticals VRTX 0.29% 61.63%
74 Cigna CI 0.29% 61.92%
75 ServiceNow NOW 0.29% 62.21%
76 Altria Group MO 0.29% 62.50%
77 Becton Dickinson and BDX 0.28% 62.78%
78 Crown Castle International CCI 0.28% 63.06%
79 BlackRock BLK 0.27% 63.33%
80 Dominion Energy D 0.27% 63.60%
81 United Parcel Service UPS 0.27% 63.87%
82 Booking Holdings BKNG 0.27% 64.14%
83 Prologis PLD 0.26% 64.40%
84 Intuitive Surgical ISRG 0.26% 64.66%
85 Zoetis ZTS 0.26% 64.92%
86 Caterpillar CAT 0.26% 65.18%
87 CME Group CME 0.26% 65.44%
88 TJX Cos. TJX 0.25% 65.69%
89 American Express AXP 0.25% 65.94%
90 Automatic Data Processing ADP 0.25% 66.19%
91 Stryker SYK 0.25% 66.44%
92 Advanced Micro Devices AMD 0.25% 66.69%
93 Goldman Sachs Group GS 0.25% 66.94%
94 Duke Energy DUK 0.24% 67.18%
95 Colgate-Palmolive CL 0.24% 67.42%
96 Target TGT 0.24% 67.66%
97 Regeneron Pharmaceuticals REGN 0.24% 67.90%
98 Equinix EQIX 0.24% 68.14%
99 Fiserv FISV 0.24% 68.38%
100 Southern SO 0.23% 68.61%
101 General Electric GE 0.22% 68.83%
102 CSX CSX 0.22% 69.05%
103 Biogen BIIB 0.22% 69.27%
104 Activision Blizzard ATVI 0.22% 69.49%
105 Chubb CB 0.22% 69.71%
106 Humana HUM 0.21% 69.92%
107 Intercontinental Exchange ICE 0.21% 70.13%
108 Global Payments GPN 0.21% 70.34%
109 Marsh & McLennan Cos. MMC 0.21% 70.55%
110 Illumina ILMN 0.21% 70.76%
111 Ecolab ECL 0.21% 70.97%
112 Air Products and Chemicals APD 0.21% 71.18%
113 Micron Technology MU 0.21% 71.39%
114 Boston Scientific BSX 0.21% 71.60%
115 Northrop Grumman NOC 0.21% 71.81%
116 Applied Materials AMAT 0.20% 72.01%
117 Morgan Stanley MS 0.20% 72.21%
118 US Bancorp USB 0.20% 72.41%
119 Illinois Tool Works ITW 0.20% 72.61%
120 PNC Financial Services Group PNC 0.20% 72.81%
121 Truist Financial TFC 0.19% 73.00%
122 Sherwin-Williams SHW 0.19% 73.19%
123 Dollar General DG 0.19% 73.38%
124 Kimberly-Clark KMB 0.19% 73.57%
125 Newmont NEM 0.19% 73.76%
126 Deere & DE 0.19% 73.95%
127 Edwards Lifesciences EW 0.18% 74.13%
128 Norfolk Southern NSC 0.18% 74.31%
129 Autodesk ADSK 0.18% 74.49%
130 ConocoPhillips COP 0.18% 74.67%
131 Aon plc AON 0.18% 74.85%
132 Baxter International BAX 0.18% 75.03%
133 Progressive PGR 0.18% 75.21%
134 L3Harris Technologies LHX 0.17% 75.38%
135 Estee Lauder Cos. EL 0.17% 75.55%
136 Moody's MCO 0.17% 75.72%
137 American Electric Power AEP 0.16% 75.88%
138 Waste Management WM 0.16% 76.04%
139 Analog Devices ADI 0.16% 76.20%
140 Charles Schwab SCHW 0.16% 76.36%
141 Roper Technologies ROP 0.16% 76.52%
142 Lam Research LRCX 0.16% 76.68%
143 Centene CNC 0.15% 76.83%
144 General Mills GIS 0.15% 76.98%
145 T-Mobile US TMUS 0.15% 77.13%
146 Digital Realty Trust DLR 0.15% 77.28%
147 DuPont de Nemours DD 0.15% 77.43%
148 Exelon EXC 0.15% 77.58%
149 Emerson Electric EMR 0.15% 77.73%
150 Electronic Arts EA 0.14% 77.87%
151 Sempra Energy SRE 0.14% 78.01%
152 SBA Communications SBAC 0.14% 78.15%
153 Eaton plc ETN 0.14% 78.29%
154 Ross Stores ROST 0.14% 78.43%
155 eBay EBAY 0.14% 78.57%
156 Phillips 66 PSX 0.14% 78.71%
157 DexCom DXCM 0.13% 78.84%
158 General Dynamics GD 0.13% 78.97%
159 Xcel Energy XEL 0.13% 79.10%
160 General Motors GM 0.13% 79.23%
161 Walgreens Boots Alliance WBA 0.13% 79.36%
162 Capital One Financial COF 0.12% 79.48%
163 Allstate ALL 0.12% 79.60%
164 O'Reilly Automotive ORLY 0.12% 79.72%
165 FedEx FDX 0.12% 79.84%
166 Bank of New York Mellon BK 0.12% 79.96%
167 Kinder Morgan KMI 0.12% 80.08%
168 Public Storage PSA 0.12% 80.20%
169 EOG Resources EOG 0.12% 80.32%
170 Cognizant Technology Solutions CTSH 0.11% 80.43%
171 WEC Energy Group WEC 0.11% 80.54%
172 Constellation Brands STZ 0.11% 80.65%
173 Amphenol APH 0.11% 80.76%
174 Dow DOW 0.11% 80.87%
175 Verisk Analytics VRSK 0.11% 80.98%
176 HCA Healthcare HCA 0.11% 81.09%
177 T Rowe Price Group TROW 0.11% 81.20%
178 MetLife MET 0.11% 81.31%
179 Sysco SYY 0.11% 81.42%
180 MSCI MSCI 0.11% 81.53%
181 IHS Markit INFO 0.11% 81.64%
182 KLA KLAC 0.11% 81.75%
183 Travelers Cos. TRV 0.11% 81.86%
184 Monster Beverage MNST 0.11% 81.97%
185 Valero Energy VLO 0.11% 82.08%
186 AutoZone AZO 0.11% 82.19%
187 Agilent Technologies A 0.11% 82.30%
188 Synopsys SNPS 0.11% 82.41%
189 TE Connectivity TEL 0.11% 82.52%
190 Yum! Brands YUM 0.11% 82.63%
191 Eversource Energy ES 0.11% 82.74%
192 IQVIA Holdings IQV 0.11% 82.85%
193 Aflac AFL 0.10% 82.95%
194 Alexion Pharmaceuticals ALXN 0.10% 83.05%
195 IDEXX Laboratories IDXX 0.10% 83.15%
196 American International Group AIG 0.10% 83.25%
197 Willis Towers Watson plc WLTW 0.10% 83.35%
198 Zimmer Biomet Holdings ZBH 0.10% 83.45%
199 Cummins CMI 0.10% 83.55%
200 Clorox CLX 0.10% 83.65%


 

データ出所

  • 運用会社である、バンガード社(米国版)

https://advisors.vanguard.com/investments/products/vgt/vanguard-information-technology-etf#fundmanagement

  •  情報量が多くて便利な、モーニングスター社(米国版)

https://www.morningstar.com/

  •  チャート比較が便利な、ヤフーファイナンス(米国版)

https://finance.yahoo.com/

 

 

Disclaimer

この記事は、私の個人的見解に基づくもので、さらに私には未来を予言する力もないので、投資の際にはご自身で最新かつ正確な情報を収集した上で、投資するかどうかを含めご判断ください。